絶望
木村無相という人の書簡集を読んだ。
宗教は洗脳だと言われるけれど、僕には洗脳ではなくてただただ絶望している人間が見えただけだった。
浄土真宗には「深信」というのがあって、「機の深信」と「法の深信」というのがあるんだけれど、機の深信というのは、自己の本質を弥陀佛に照らし出されることで、法の深信は弥陀佛が必ず自己を救うということがハッキリするということ。阿弥陀仏に「どう考えても救われない自己」と「救われるしかない自己」の2つがハッキリ知らされる。
無仏法で無信心で邪見驕慢悪衆生でどうしようもない自己。地獄に堕ちるしかない自己。「打つ手」のない自己。「行く道」のない自己。絶望しかない自己。地獄行きしかない自己。徹底的な絶望。仏法が信じれない自己。疑うしか能のない自己。
道がなくなったときに、南無阿弥陀仏の声がする。なんの「打つ手」もなくなるところまで、絶望する。南無阿弥陀仏の声がする。助かった。助かった。
宗教は洗脳だと言われるけれど、僕には洗脳ではなくてただただ絶望している人間が見えただけだった。
浄土真宗には「深信」というのがあって、「機の深信」と「法の深信」というのがあるんだけれど、機の深信というのは、自己の本質を弥陀佛に照らし出されることで、法の深信は弥陀佛が必ず自己を救うということがハッキリするということ。阿弥陀仏に「どう考えても救われない自己」と「救われるしかない自己」の2つがハッキリ知らされる。
無仏法で無信心で邪見驕慢悪衆生でどうしようもない自己。地獄に堕ちるしかない自己。「打つ手」のない自己。「行く道」のない自己。絶望しかない自己。地獄行きしかない自己。徹底的な絶望。仏法が信じれない自己。疑うしか能のない自己。
道がなくなったときに、南無阿弥陀仏の声がする。なんの「打つ手」もなくなるところまで、絶望する。南無阿弥陀仏の声がする。助かった。助かった。