創作活動
松尾芭蕉は、弟子たちに、「する句」ではなくて「なる句」を作れ。と言った。
良寛和尚には3つ嫌いなものがあったそうです、それは
「書家の書」
「詩詠みの詩」
「料理人の料理」
専門家の、技巧を凝らしたものじゃなくて、素人の心のこもった書や詩のほうが好きだったんだろう。そのほうが「する」じゃなくて「なる」に近いから。
僕は他人の短歌なんかほとんど読まないけど、昔の短歌などを見てると「詠み人知らず」という歌人がたくさん出てくる。これはいい。宇宙から歌が出てきたような感じが出ている。仏教の経典は、お釈迦様が直接書いたものじゃなくて、宗教的な天才が書き上げたものだけど、これも作者の名前は伝わっていない。これも宇宙そのものから湧き出たものだからだろう。
神様は世界や人間を作る。その真似をして、自分の子供を作るように創作しているのが近代人じゃないのか。自然が「なる」じゃなくて、俺が「する」に近づいているようにおもう。俺が作った、俺を褒めろ、俺が創造した。
僕はそれは傲慢な態度だと思ってしまう。だから僕は創作活動をしている人間が好きではない。神様ごっこをしているんだ、彼らは。
さっき、「絶対知」「無限」を創作したいと言っているよく分からん女とチャットしたが、おこがましいなあと思った。宇宙が宇宙するしかない。
流れるような、木洩れ日のような、海鳴りのような詩を書きたい。恐らく僕には無理だろうけど。
良寛和尚には3つ嫌いなものがあったそうです、それは
「書家の書」
「詩詠みの詩」
「料理人の料理」
専門家の、技巧を凝らしたものじゃなくて、素人の心のこもった書や詩のほうが好きだったんだろう。そのほうが「する」じゃなくて「なる」に近いから。
僕は他人の短歌なんかほとんど読まないけど、昔の短歌などを見てると「詠み人知らず」という歌人がたくさん出てくる。これはいい。宇宙から歌が出てきたような感じが出ている。仏教の経典は、お釈迦様が直接書いたものじゃなくて、宗教的な天才が書き上げたものだけど、これも作者の名前は伝わっていない。これも宇宙そのものから湧き出たものだからだろう。
神様は世界や人間を作る。その真似をして、自分の子供を作るように創作しているのが近代人じゃないのか。自然が「なる」じゃなくて、俺が「する」に近づいているようにおもう。俺が作った、俺を褒めろ、俺が創造した。
僕はそれは傲慢な態度だと思ってしまう。だから僕は創作活動をしている人間が好きではない。神様ごっこをしているんだ、彼らは。
さっき、「絶対知」「無限」を創作したいと言っているよく分からん女とチャットしたが、おこがましいなあと思った。宇宙が宇宙するしかない。
流れるような、木洩れ日のような、海鳴りのような詩を書きたい。恐らく僕には無理だろうけど。