永遠
永遠 という題の詩を書こうとしたが
その 遠さと陳腐さに 疲れてしまった僕は
ひねりつぶした 指先で 蟻を殺すように 永遠を
パロディのパロディ 凍てつく冬の夜 反復された
遊歩道
堆く 積もった 春の雪が 繰り返した 白夜
遠いところで 不思議な虫の音 創造の音がした 闇の
病んだ肺 しくしく痛む 苦痛だけが永遠だと信仰する 僕たちの神様
その 遠さと陳腐さに 疲れてしまった僕は
ひねりつぶした 指先で 蟻を殺すように 永遠を
パロディのパロディ 凍てつく冬の夜 反復された
遊歩道
堆く 積もった 春の雪が 繰り返した 白夜
遠いところで 不思議な虫の音 創造の音がした 闇の
病んだ肺 しくしく痛む 苦痛だけが永遠だと信仰する 僕たちの神様
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