岩盤 奥の奥
死という突破不可能だと思われた岩盤を掘り進むと、南無阿弥陀仏に突き当たった。ここが奥の奥で、これ以上の奥はないのだと思う。南無阿弥陀仏を掘ることはできない。死を発破解体すると南無阿弥陀仏という金剛石が出てきた。
これからは南無阿弥陀仏の周りをぐるぐる周り続けながら生きるのだと思う。南無阿弥陀仏の歴史、西田幾多郎や清沢満之による哲学的解釈、日常生活での称名。なんにせよ奥の奥だと思っていた死に、まだ奥があってよかった。
これからは南無阿弥陀仏の周りをぐるぐる周り続けながら生きるのだと思う。南無阿弥陀仏の歴史、西田幾多郎や清沢満之による哲学的解釈、日常生活での称名。なんにせよ奥の奥だと思っていた死に、まだ奥があってよかった。
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