悲劇 疲労 | 人生入門

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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

悲劇 疲労

 人生とはまごうことなき悲劇であって、チャップリンの有名な名言などは全くあたらない。ズームで見ても悲劇であるし、ロングショットで見ても悲劇である。
 人生は悲劇である。出会い、別れ、愛憎、死。人生をフィクションに例えるのはよくある手法だけれど、僕は今まで「夢」という言葉を使ってきた。ただ、夢という言葉には「苦悩」がない。夢とはシャボン玉のようで、軽やかなニヒリズムといった風もある。
 
 人生は悲劇である。七転八倒、七転び八起きしながら、もがきながら、何も分からず、あがいて、希望が見つかったと思えば裏切られ、何もなければ退屈で、何かがあれば悲しくて、幸福は簡単に崩れて、もがいて、もがいて、最後には、灰になって、終わる。しかも、意味がない。

 親鸞は、救いに海のイメージ(本願海など)を多用したが、僕は海は絶望であると思う。ちょうど氷山の一角が上に出ているように、頭だけ海面から飛び出ていて、ずっともがいている。だだっ広い海で、なんの道徳もなく、命令もなく、善もなく、悪もなく、ただただ、疲労だけがあって…。

 問題は善でも悪でもなく、疲労だ。疲れたら眠る。当然のこと。人生は、徒労な疲労に過ぎない。
 パトラッシュ、僕はもう疲れたよ

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