貴族
貴族探偵という小説がある。僕はこの小説の作者の麻耶雄嵩の大ファンなのだが、麻耶雄嵩は「探偵とは何か」を作品の中で模索している。「名探偵 木更津悠也」という小説では、いわゆるワトソン役のほうが頭がよく、ホームズ役の主人公は、ワトソン役の手回しによって、犯人を特定することができる。けれどこのワトソン役は「俺は探偵じゃない、探偵たる所以は賢さではなくて、かっこよさだ」というようなことを言っていた気がする。
それを発展させたのが貴族探偵という小説で、この小説では探偵は貴族である。そして、事件が起きたら颯爽とやってきて、召使いに推理をさせる。そして召使いが事件を解決したあと、ナルシズム的な発言をして去っていく。この小説において、探偵とは誰なのか?もちろん貴族である。推理をしなくても貴族なのである。探偵とはなんぞや?と問いかける傑作ミステリである。
僕は貴族哲学者である。僕は哲学をしない。自分が、哲学上で偉大な発見、研究ができると思うほど思い上がっていない。ソクラテス以後の、召使いに哲学をやらせている。最近はマルクス・ガブリエルとかいうのが活きがいい。哲学者に哲学のセンスは必要ない。最近、京大院に行っている友達に院に行ったら?と言われたが、僕はそういう柄じゃない。院にいるのは召使いだ。僕は結果を読むだけでいい。勝手に哲学をしてくれる召使いがたくさんいて、楽しい。僕は、哲学者である。
それを発展させたのが貴族探偵という小説で、この小説では探偵は貴族である。そして、事件が起きたら颯爽とやってきて、召使いに推理をさせる。そして召使いが事件を解決したあと、ナルシズム的な発言をして去っていく。この小説において、探偵とは誰なのか?もちろん貴族である。推理をしなくても貴族なのである。探偵とはなんぞや?と問いかける傑作ミステリである。
僕は貴族哲学者である。僕は哲学をしない。自分が、哲学上で偉大な発見、研究ができると思うほど思い上がっていない。ソクラテス以後の、召使いに哲学をやらせている。最近はマルクス・ガブリエルとかいうのが活きがいい。哲学者に哲学のセンスは必要ない。最近、京大院に行っている友達に院に行ったら?と言われたが、僕はそういう柄じゃない。院にいるのは召使いだ。僕は結果を読むだけでいい。勝手に哲学をしてくれる召使いがたくさんいて、楽しい。僕は、哲学者である。
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