信仰とは何か | 人生入門

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今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
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再来年中に読むもの
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信仰とは何か

 白いひげをはやしたお爺さんという「観念」を、実在すると「思い込む」のが信仰だと思ってる人が多いんじゃないか。
 僕は信仰というのは、愛が心の中にぶち込んで来ることだと思う。自分の心の中には、他者は絶対に入ってこれない。どれだけ愛し合ってる男女でも、どれだけ子煩悩の母親でも、他人の心の中には絶対に入れない。だから人間は根本的に孤独だ。
 信仰というのは何かイメージの観念の実在を思い込むことではなくて、愛が心をぶち破って入ってくることだ。その愛のことを阿弥陀仏とかイエスキリストとか言うんだろう。だからそれらは目に見えない。愛そのものだから。慈悲そのものだから。
 「信じる」という言葉が悪いとも思う。宇宙に充満している愛が「疑い」をぶち破って心の中に入ってくる。その時人間は本当に癒えるんだろう。

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