つまらない
昨日女の子と通話してると「一日8時間拘束されて、家に帰ってきて、疲れて寝て、ベッドの中で、なんかこんなものなのかなって思うことがよくある」と言っていた。僕の辞書の「人生」の項目にこれを付けたそう。「つまらない」
「つまらない」とは苦そのものともいえるけど、生老病死の中には入ってない。「つまらない」の上に生老病死や愛別離苦が乗ってるんじゃないか。つまらない上に苦しみがあるから最悪だ。
僕の好きな本に、倉田百三の「法然と親鸞の信仰」という本があるのだけれど、3つの苦しみの類型を挙げている。「解ればするのに」「できればするのに」「やってもつまらない」の3つである。何も分からない、分かったところで何もできない、何かできたところでつまらない。科学的真理と言ったって仮説的なものだ、全ての生物はいずれ死滅する―ニヒルだ。
つまらない。この一句で死ぬ人もたくさんいると思う。人生はつまらない。誰にとってもつまらない。
なぜつまらないかと言えば、それは世の中のものは全て「相対的」なものだからだと思う。追い求める価値のないものだ。「つまる」というのは「決着がつく」という意味らしい。絶対的な「つまる」ものに会う必要がある。人生に決着をつける必要がある。でなければ本当につまらない。死ねない。
「つまらない」とは苦そのものともいえるけど、生老病死の中には入ってない。「つまらない」の上に生老病死や愛別離苦が乗ってるんじゃないか。つまらない上に苦しみがあるから最悪だ。
僕の好きな本に、倉田百三の「法然と親鸞の信仰」という本があるのだけれど、3つの苦しみの類型を挙げている。「解ればするのに」「できればするのに」「やってもつまらない」の3つである。何も分からない、分かったところで何もできない、何かできたところでつまらない。科学的真理と言ったって仮説的なものだ、全ての生物はいずれ死滅する―ニヒルだ。
つまらない。この一句で死ぬ人もたくさんいると思う。人生はつまらない。誰にとってもつまらない。
なぜつまらないかと言えば、それは世の中のものは全て「相対的」なものだからだと思う。追い求める価値のないものだ。「つまる」というのは「決着がつく」という意味らしい。絶対的な「つまる」ものに会う必要がある。人生に決着をつける必要がある。でなければ本当につまらない。死ねない。
本願力にあひぬれば むなしくすぐるひとぞなき 功徳の宝海みちみちて 煩悩の濁水へだてなし———————親鸞
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