人生入門

生と死の問題を解決して人生の門に入る方法を探る記録です 短歌も書いてますhttps://www.utayom.in/users/9552哲学書読書計画今まで読んだものプラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー今年と来年中に読むものハイデガー 西田幾多郎 カント フィヒテ シェリング ヘーゲル ショーペンハウアー ニーチェ バタイユ ベルクソン再来年中に読むものイタリア現代思想 アドルノ メルロ・ポンティ サルトル レヴィナス ヤスパース
生と死の問題を解決して人生の門に入る方法を探る記録です 

短歌も書いてます
https://www.utayom.in/users/9552

哲学書読書計画
今まで読んだもの
プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー

今年と来年中に読むもの
ハイデガー 西田幾多郎 カント フィヒテ シェリング ヘーゲル ショーペンハウアー ニーチェ バタイユ ベルクソン

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ メルロ・ポンティ サルトル レヴィナス ヤスパース

哲学と失望

 昔から僕のブログを読んでいる人なら分かると思うけれど、僕は「失望」するために生きているところがある。世の中にある可能性を一つ一つ潰していって、信仰を蒸留させようとしているところがある。快楽には失望した。家族には失望した(絶対的に頼れないという意味で)。キルケゴールが「とある地上的なものに対する絶望」と「地上的なもの全てに対する絶望」を峻別しているが、僕はまだ地上的なもの全てに失望することはできずに、個々のものには希望を抱いているのだと思う。
 「失望したい」というのもただ、信仰だけのためだけではなく、僕は精神的にマゾヒストなところがあるのだと思う。失望フェチ。知性に失望したいから、哲学をしているのだと思う。哲学にはまだ少し希望がある。あるのか?ベルクソンの創造的進化などは概要を読んだけれど、希望が少しだけあるかもしれない。

 昔から、哲学書を読んでいるときに、ふっと頭に浮かぶことがある。人間より上位の存在、例えば物凄い知性の高い宇宙人がいるとしたら、この今読んでいる「カント」や「ハイデガー」をなんと評価するだろうか。「こいつが一番おしいところにいってるな!」「こいつはまだまだだなあ」とか評価するんじゃなかろうか。そういうことをたまに考える。
 人間がいくら知恵を絞っても、お釈迦様の手のひらの上だ。
「人生の事に真面目でなかりし間は、おいて云わず、少しく真面目になり来りてからは、どうも人生の意義について研究せずには居られないことになり、その研究がついに人生の意義は不可解であると云う所に到達して、ここに如来を信ずると云うことを惹起したのであります。————清沢満之」
 清沢満之は、如来の手のひらで哲学をしていたわけだ。そしてその自力の知性に「失望」したところ、そこに無限があった。

 哲学から信仰に、という道はトルストイも通った。哲学は人生の意義に答えられない。早く哲学史を全部読んで、哲学に失望したい。