僕はただの田舎の少年で | 人生入門

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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

僕はただの田舎の少年で

 吉本隆明が、芥川龍之介を評して「下町の坊主が、どうやって文学をやればいいかが、僕たちの課題だったんですよ」と言っていたのが妙に頭にこびりついている。
 僕の町は、人口が数千人しかいない。それも年々減っていって、僕の子供の頃より千人ぐらい減ったんじゃないか。とにかく田舎の男だ、僕は。
 海があって山があって、神社があって、祭りがあって、僕はそういう所に生きているけれど、ネットの人たちは、そういう所に生きていない。
 僕は東京人だ。人と喋るときはいつも標準語だし、「どこに住んでると思う?」と聞くと、必ず「絶対東京でしょ」と言われる。本当は広島のド田舎なんだけれど。

 久々に家族と話したり、地元の人間と話すと、自分の「土着性」みたいなものを思い出して嫌になる。僕は、こんな田舎に住んでいる人間ではなくて、東京に住んでいて、らき☆すたのアイコンでツイッターをしている、透明な人間なのに。家族や地元の人と話すと、僕に「色」が着く。それがたまらなく不愉快だ。

 都会の人間は色がない。「垢ぬける」という表現があるけれど、僕には普段自分では見ないようにしている「垢」がたくさんついていて、関東の人間は透明な人間ばかりなので、疎外感を感じてしまう。

 僕はただの田舎の少年で。だから僕は、この町が嫌いだ。

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