人生入門

生と死の問題を解決して人生の門に入る方法を探る記録です 短歌も書いてますhttps://www.utayom.in/users/9552哲学書読書計画今まで読んだものプラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー今年と来年中に読むものハイデガー 西田幾多郎 カント フィヒテ シェリング ヘーゲル ショーペンハウアー ニーチェ バタイユ ベルクソン再来年中に読むものイタリア現代思想 アドルノ メルロ・ポンティ サルトル レヴィナス ヤスパース
生と死の問題を解決して人生の門に入る方法を探る記録です 

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哲学書読書計画
今まで読んだもの
プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー

今年と来年中に読むもの
ハイデガー 西田幾多郎 カント フィヒテ シェリング ヘーゲル ショーペンハウアー ニーチェ バタイユ ベルクソン

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ メルロ・ポンティ サルトル レヴィナス ヤスパース
南無阿弥陀仏 第4図 第5図

南無阿弥陀仏 第4図 第5図

 禅仏教と分析哲学者が交流している。あまり興味がないので議論は追ってないのだけれど、議論の種になっている本は読んだ。内山興正(澤木興道の弟子)という人の「進みと安らい」という本で、その本に載っているこの第4図と第5図が議論の俎上に載せられている。画像を見てもらえれば分かると思うが、第4図というのは、金や地位を目指して突っ走ったり、主義主張、宗教によって、争う「グループ呆け」が起きている場所だ。内山興正によると、「思い」とは「脳の分泌物」であり、これらの世界は「真実の世界」ではないらしい。

 では何が真実かというと、第五図の、「4図を内包した坐禅する生命」である。ぼくはこの「生命」という言葉を使ったのが、キーだと思う。ニーチェなら「力への意志」というだろうけれど、全ての「行動」や「主義」の「奥」には、「生命」がある。それを自得するのが、禅などの、聖道門である。「坐禅」という「自己ぎりの自己」になる、「無行為」をすることで、「頭の中」から、「生命」へ、落ち着くことができる。「生命」を「無限」と言ってもいい。清沢満之は、聖道門を、自己の中に伏在している無限への種である「仏性」を開花させるものだと言った。
 一方、「生命」から、第4図にいる僕たちへ、恩寵のように無限が降りてくるのが、他力浄土門である。これは、第4図の中にある「グループ呆け」ではない。グループ呆け以前、以上の、「生命」が降りてくる。真如。禅と、浄土門は、「真如」の裏と表である。自分から真如という、「思想以前」の「生命」へ向かっていくのが禅であり、向こうから思想以前の生命が降りてくるのが浄土門である。浄土門へ入った人は、主義や主張に踊らされているままで、生命の御手の上で生きていることになる。

 坐禅や念仏は、他の主義主張を内包している。故に「思想」ではない。それは「生命」である。