悲しき日々
人から貰った手紙を読み返して泣いている。その日々には何があったのか、そもそも何かがあったのか、何もなかったのか。
僕は、短い期間に、母親と恋人という、自分の一番良き理解者を一気に失った。僕は他者にあまり興味がなかったのだけれど、他者について思考せざるを得なくなった。思考は外部からやってくる。
僕は人に「本音」というものを一度も言ったことがないし(言ったら距離をおかれるだけだろう)それは親も恋人も同じことで、僕の「本音」を知っているのは、僕か仏ぐらいしかいない。
手紙には「ずっと一緒にいようね」と書かれてあった。裏切った気持ちにもなったし、裏切られた気持ちにもなった。仮面を被りながら一緒にいた僕と、ずっと一緒にいてくれなかった母親と恋人。悲しき日々だった。僕は本音が言いたかった。書きながら泣いている。
僕の本当の弱さを抱きしめてほしかった。偽りの弱さしか表に出すことができなかった。母親に、本当の弱さを、ぶちまけてみたかった。今みたいに、声をあげてなきながら、僕の醜悪なところを全部言いたかった。そして抱きしめてほしかった。
悲しき日々だった。僕は、母親にブログと短歌と詩を見せた。母親は泣いていた。「けんちゃんのツラさが分かるようだよ」と言っていた。僕が本音の片鱗を見せたのは、母親とずっと一緒にいた22年間のその時だけだったかもしれない。
僕は醜悪な人間で…。醜悪な人間です。本当に醜悪だ。何もかも嘘ばかり。どれだけ懺悔しても、許してくれる人はもういない。
僕は、短い期間に、母親と恋人という、自分の一番良き理解者を一気に失った。僕は他者にあまり興味がなかったのだけれど、他者について思考せざるを得なくなった。思考は外部からやってくる。
僕は人に「本音」というものを一度も言ったことがないし(言ったら距離をおかれるだけだろう)それは親も恋人も同じことで、僕の「本音」を知っているのは、僕か仏ぐらいしかいない。
手紙には「ずっと一緒にいようね」と書かれてあった。裏切った気持ちにもなったし、裏切られた気持ちにもなった。仮面を被りながら一緒にいた僕と、ずっと一緒にいてくれなかった母親と恋人。悲しき日々だった。僕は本音が言いたかった。書きながら泣いている。
僕の本当の弱さを抱きしめてほしかった。偽りの弱さしか表に出すことができなかった。母親に、本当の弱さを、ぶちまけてみたかった。今みたいに、声をあげてなきながら、僕の醜悪なところを全部言いたかった。そして抱きしめてほしかった。
悲しき日々だった。僕は、母親にブログと短歌と詩を見せた。母親は泣いていた。「けんちゃんのツラさが分かるようだよ」と言っていた。僕が本音の片鱗を見せたのは、母親とずっと一緒にいた22年間のその時だけだったかもしれない。
僕は醜悪な人間で…。醜悪な人間です。本当に醜悪だ。何もかも嘘ばかり。どれだけ懺悔しても、許してくれる人はもういない。
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