自分が分からない
自分がどういう人間なのか分からない。反省しても反省しても分からない。「自己」というのは白い紙、もしくは鏡みたいなもので、それ自体はなんの性質も持っていないものだと思う。そこに「別の自己」や「他人」、「社会」が色をつけていくのだと思う。僕は他者や社会というファクターが欠落しているので、自分の紙が何色なのかハッキリしない。まあ、結局どんな色をしているにしても、絶対的に分からないのが「白紙」の性質で、それを「孤独」というのだと思う。
ネットで、変わってるね、可愛いね、賢そうだね、案外普通だね、好き、嫌い、いろいろなことを言われるけれど、それはその人の目に映った僕の虚像であって、僕の白紙につく薄い色でしかない。僕は誰なんだろう。
ネットで、変わってるね、可愛いね、賢そうだね、案外普通だね、好き、嫌い、いろいろなことを言われるけれど、それはその人の目に映った僕の虚像であって、僕の白紙につく薄い色でしかない。僕は誰なんだろう。
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