電車
個人の人生は1つの箱みたいなもの。僕の尊敬するお坊さんの言葉に「われわれはだれでも世界と一緒に生まれ、世界と一緒に死ぬ。めいめい持っている世界はちがうのじゃから。」という言葉があるが、このセリフの中の「世界」という言葉の意味は重い。僕が今から書きたいことが、感覚的なことなのか、言葉で伝えることができるものなのか分からないが、一応書いてみる。
「人が一つ世界を持っている」人は一人一つの「主観」を持っている。「主観」を離れた「客観世界」などというものは存在しない。各々の人間の持っている「主観」に共通している要素を抜き取って、それを共有することによって「客観世界」が生まれる。観念論から、唯物論が生まれる。
ちょっとわかりづらい。簡単な例え。人は一つ、自分のロウソクを持っている。いろんな人の命の灯が灯っているロウソクがぶわーって並んでいるホラーアニメのシーンを思い出してほしい。けれどもこのロウソクの例えではなんか僕の伝えたいことが伝わらない気がする。だから冒頭に「箱」と書いた。
成功者も、貧乏人も、有名人も、ホームレスも、メンヘラも、人生の「風景」を持っている。自分の人生の風景を持っている。VRで例えると分かりやすいかもしれない。どんだけ有名人になっても、VRはVRである。ホームレスでもVRはVRである。人生の風景は様々だが、絶対に他人と入れ替えられない風景を持っている。人生の風景。
次の例え。1人1つ、電車をもっていて、電車の中からいろんな風景を見ている。人それぞれ、電車の中から見える風景は、自分が有名人だったり、ホームレスだったり、病人だったり、ミミズだったり、さまざまな風景が見えるが、その電車はその人にしか乗れない、絶対に。
どんな人も、その人固有の風景を持った電車に乗っている。この「絶対性」「唯一性」そういうところに人間の「尊さ」「尊厳」があるように思う。どんな人にも、どんな生命にも。
「人が一つ世界を持っている」人は一人一つの「主観」を持っている。「主観」を離れた「客観世界」などというものは存在しない。各々の人間の持っている「主観」に共通している要素を抜き取って、それを共有することによって「客観世界」が生まれる。観念論から、唯物論が生まれる。
ちょっとわかりづらい。簡単な例え。人は一つ、自分のロウソクを持っている。いろんな人の命の灯が灯っているロウソクがぶわーって並んでいるホラーアニメのシーンを思い出してほしい。けれどもこのロウソクの例えではなんか僕の伝えたいことが伝わらない気がする。だから冒頭に「箱」と書いた。
成功者も、貧乏人も、有名人も、ホームレスも、メンヘラも、人生の「風景」を持っている。自分の人生の風景を持っている。VRで例えると分かりやすいかもしれない。どんだけ有名人になっても、VRはVRである。ホームレスでもVRはVRである。人生の風景は様々だが、絶対に他人と入れ替えられない風景を持っている。人生の風景。
次の例え。1人1つ、電車をもっていて、電車の中からいろんな風景を見ている。人それぞれ、電車の中から見える風景は、自分が有名人だったり、ホームレスだったり、病人だったり、ミミズだったり、さまざまな風景が見えるが、その電車はその人にしか乗れない、絶対に。
どんな人も、その人固有の風景を持った電車に乗っている。この「絶対性」「唯一性」そういうところに人間の「尊さ」「尊厳」があるように思う。どんな人にも、どんな生命にも。
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