死後 | 人生入門

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短歌も書いてます
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アフォリズム体解
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詩入門
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小説 結構頻繁に更新します
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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

死後

 中学生の頃から、死後の世界について持論がある。インターネットでも見たことないし、本でも読んだことないし、オリジナルだと思う。何回か人に言ったことがあるけど、よくわかってもらえなかった。今の自分なりに書く。
 古代ギリシャの哲学者のパルメニデスは「あるものはある、あらぬものはあらぬ」と言った。これはどういうことかと言うと、そのままなのだが、現在存在するものは永遠に存在し、現在存在しないものは永遠に存在しないということだ。これをもって世界を不動とした。世界は「この一つ」なのだから何も変化しない。A is AはA is not Aに変化することがない。あるものはずーっとある。ないものはずーっとない。無からは何も生じない。何者も無にはならない。
 これを発展させたのがデモクリトスの原子論だ。「あるものはある、あらぬものもある」と書き換えた。つまりあるもの=原子とあらぬもの=空虚が存在する。世界は極小の原子と空虚から成り立っている。この原子は消滅することがない。「あるものはある」ということだ。そして原子の位置や組み合わせで個体は変化する。パルメニデスの充満した存在に「隙間」ができたことで運動が考えられるようになった。
 デモクリトスの原子論はほぼ理科の授業で習った通りだと思う。そしてこれまた当時、理科の授業で「エネルギー不変の法則」を習った。説明はいらないと思う。
 これらの理科知識から、宇宙は無限に続くのだと僕は考えた。原子をボールに例えると、無数のボールがくっ付いたり離れたりしながら箱の中を飛び回っているイメージ。世界はボールの組み合わせでしかない。そしてボールの総量は変わらない。
 本題。死後の世界はどうなるか?結論を言うと、死んだあとにすぐ生き返ると思う。まず人間が死ぬ。死ぬと身体は原子に分解される。1億万年後にそこら辺のボールが奇跡的に生前の僕の「配列」と全く同じになる。生き返る。死んでいる間は意識がなく、眠っている状態と同じなので、死んだと思ったら次の瞬間に目が覚める。
 問題点が何個かある。まず、僕が無限の数学的意味や確率論を分かっていない。無限があるからってなんでも起きるわけじゃないかもしれない。のちのち勉強したい。次に、原子は本当に不滅なのか、ということ。現代物理学では素粒子がパッと消えるとかなんとか読んだことがある気がする。最後に、一回死んで、奇跡的な原子の配列で生き返った人間は同一人物だと言えるのか、という問題。僕はこれは同一だと言えると思う。言えないとするならば、ここにいる僕aとあそこに移動した僕bも別人だと考えないといけない気がする。
 こういうことかもって考えてるだけだから、別に死後はこうなってるって信じてるわけじゃない。こんなことはみんな考えるかもしれない。おとぎ話です。
 

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2016.06.27 05:14
のい
すげえ

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