誰も信用できない
他者に対して唯一取りうる態度は「祈り」である。ただし他者には絶対的な「他性」があるので、「祈り」は裏切られる。ずっと一緒にいてほしい、仲良くして欲しい、奢って欲しい、認めて欲しい、死なないでほしいetc.全ての祈りは裏切られる運命にある。他者の絶対的な「他性」に祈りは絶望的に届かない。何回でも繰り返す必要のある事実だと思う。神にも祈りは届かないし、他者にも祈りは届かない。祈りは「他性」には絶対に届かないという絶望によって、粉砕される。
そういう絶望的な世界でどう生きるか。それでも僕は他者に祈り続けるしかない。裏切られながら、生きるしかない。世界の構造がそうなっている。それを苦というのだ。
そういう絶望的な世界でどう生きるか。それでも僕は他者に祈り続けるしかない。裏切られながら、生きるしかない。世界の構造がそうなっている。それを苦というのだ。
コメントを書く...
Comments