眠れないから文章を書く
 穏やかに死にたい。痛みもなく恐怖もなく死にたい。昔は「死」は真っ暗な無というイメージだったけれど、今はそういった恐怖を喚起させるイメージではなくて、ただの眠りというか、穏やかな世界へ行くというイメージがある。昔友達に「死んだら真っ暗だよ」と云ったら「いや僕は光だと思うけどなあ」と言われたのが印象に残っている。
今死んでも、30年後に死んでも何も変わらない。特に夢もなく、希望もなく、絶望もなく、感傷もなく、欲望もなく、ただ、体を鞭打つ倦怠と、そのうち穏やかに死ねたらいいなという淡い願望だけがある。
死はきっと、それがどういう意味であれ、「実在」なのだと思う。僕は、やっと、死と和解できた気がする。
布団に入る。死ぬように眠るか、眠るように死にたい。
					今死んでも、30年後に死んでも何も変わらない。特に夢もなく、希望もなく、絶望もなく、感傷もなく、欲望もなく、ただ、体を鞭打つ倦怠と、そのうち穏やかに死ねたらいいなという淡い願望だけがある。
死はきっと、それがどういう意味であれ、「実在」なのだと思う。僕は、やっと、死と和解できた気がする。
布団に入る。死ぬように眠るか、眠るように死にたい。
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