自由 | 人生入門

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短歌も書いてます
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詩入門
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小説 結構頻繁に更新します
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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

自由

 イマヌエルカントという哲学者が、自由を2種類に分けていた。1つは傾向的自由というもので、言い換えると「やりたいことをやる自由」ということ。もう一つは道徳的自由で、言い換えると「倫理的な行為をする自由」ということ。カントは道徳的な人間なので、後者のほうを本当の自由だと考えていた。欲望に負けずに、「善」を行うことが、人間的な自由。
 僕は道徳的な自由が「本当の自由」なのかは知らないが、「やりたいことをやる自由」が本当の自由ではないということは同意する。昔、知り合いと「露出狂とか痴漢の人ってある意味可哀そうだよね、だって自分の中から湧き上がってくる欲望は自分ではコントロールできないわけじゃない?噴水みたいに勝手に欲望が湧き出てきて、それを手で抑えなきゃいけないんだから、普通の人よりも生きづらいよね、ある意味可哀そう」という会話をしたことがある。今でもそう思う。「やりたいこと」というのは心の中にある噴水みたいなもんで、自分でどうこうできるもんではないので、むしろ自由の対極にある。自分ではどうしようもないもの、それが「やりたいこと」である。お菓子食べたいから食べちゃう、セックスしたいから出会い系開いちゃう、鼻かきたいからかいちゃう、暇だからネトゲしちゃう、認められたいから自撮りしちゃう。全部、手で抑えられなかった噴水が手の隙間から漏れ出ているだけである。ちなみにブッダはよく欲望を川の激流に例えていて、噴水のたとえ話とかなり似ている。
 どこから噴水はやってくるのか?それは「習慣」である。「条件づけ」である。「過去」である。クリシュナムルティの本のタイトルに「既知からの自由」というのがあるが、僕たちは本当に自由になるためには、習慣や条件づけ、過去から脱却する必要がある。毎日甘いものを食べたり、同じような恋愛を繰り返したり、猿のようにセックスをしたり、鬱々した思考を繰り返したり、そういった依存を断ち切る必要がある。僕たちは習慣という鎖で繋がれている。ではそれを断ち切るにはどうしたらいいか?僕が今有力だと思っている方法は「観察」である。
 観察しよう。自由になるために
 

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