短歌 | 人生入門

人生入門

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小説 結構頻繁に更新します
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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

短歌

僕たちの遺骨を撒こう大海に波にさらわれ不死に憧れ

恋文を送る宛先綴るペン住所は僕かぼくのまぼろし

薄幸の花をぷつりと摘む僕らリフレインする原罪の音

ありきたりと言う声色もありきたり僕らはすでに弥陀に抱かれて

自意識が僕を意識し自意識が僕を意識し僕を意識し

沈黙の祈りに意味がないのならどれもこれもが祈りじゃないか

すぐにでも枯れちゃう花が健気だねなんか死にたい花が赤いよ

気が迷い海に小指で歌を書く誰も詠まずに消えますように

奇跡とは神の不在に祈ることいつもの道でそよ風に乗せ

また今度手を振る君のあどけなき微笑はきっと死者への手向け

表面じゃ足りないもっと肉の奥の奥の奥のいのちのいのち

陽が照らす雑草が揺れ葉が煙る誰かください何か名前を

蝶々を捕まえるよう無を包む静寂感謝沈黙祈り

下手くそな歌を日記に書く少女見つかると灰になる宝石

梅雨だから傘も合羽も捨てたんだおんいのちって言葉のまんま

もしかして死刑になるかも雨の中つっ立ったままこんなになって

灰色の眩しいほどのビル群に現実はないと知りつつもなお

剥がれゆくアルミホイルの世界観死にゆく者に銀色の雪

車窓から劇の結末見届ける終わり続けるこの世の仕組み

丸色の石ころ一つ拾い上げ人に優しくなれますように

僕の目にうつる君の目万華鏡花はひらひら浄土はここに

過ぎし日の処女の人形掬い上げ復讐をする手首の赤色

何もかも虚しい0時深呼吸そこのなにかを吸い込みたくて

何もないところから出で何もないところへ帰る今朝の朝刊

不眠症夜のさざめき肌で聞く自分に向けてR.I.P.

もう冬かため息つくと白い息疲れたけれど生きよう春まで

一人果て手の中濁り罪作りきれいな世界で生きていたい

何もかも、何もかも、っていい響き 何もかも終わっていくだね

7時起きスヌーズ押してまたこもり幸せなんだピピピピピピピ

寒空に手と手を合わせて落ちてゆく天動説を信じる君と

誰からも愛されないまま死んでゆくそこのカラス、俺はお前だ

ぐじゅぐじゅの愛情求めて祈る右腕のリスカも全部許して

ふと見上げ星のまたたき目の底に涙が出るんだ早く死にたい

声にならないような声祈る日々音のない世界に囲まれて

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