女 | 人生入門

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生と死の問題を解決して人生の門に入る方法を探る記録です 

短歌も書いてます
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アフォリズム体解
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信心入門
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詩入門
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小説 結構頻繁に更新します
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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

 僕は女がいないと生きていけないような非常に弱い人間なんだけれど、女についてあまり考えてこなかった。考えるのが怖かったのだと思う。今は恋人もいないし、正直に、自分の胸に手をあてて女というものを考えてみる。
 
 女、というのは僕にとって理解できないものだ。男のことは理解できるのか、と言われると男のほうも完全に理解することはできないけれど、男は「腹を割って」話すことが多少はできる。けれども、女は僕にとって異邦人であり続ける。女の言葉も僕の耳を滑っていくし、僕の言葉も女の耳を滑っていく気がする。女とは、ディスコミュニケーションしかできない。僕の虚栄心が強いというのもあるだろう。僕は女のことを理解できていないし、女も僕のことを理解していない気がする。
 けれども僕は理解されたいという強い欲求がある。それは言葉を通しての理解ではないのだと思う。二人で並んで何かを見ている時、例えば星空を眺めている時、海を眺めている時、ベッドで見つめあっている時、そこには何か「深み」のようなものがあるように思う。腹底を全て吐き出すわけではないが、共有、沈黙を共有することで、感傷的なロマンティズム以上の、何かしら、上手い言葉が見つからない、真理と言えば大げさ、永遠と言っても大げさ、まあ愛というのが妥当だと思う。女を理解するのに言葉は必要なくて、世界の共有、及び沈黙、が支配的な状況で、宗教的情緒が高まればいいのだと思う。
 セックスについてだけれど、僕は今まで5,6人とセックスをしたが、セックスをコミュニケーションだと思えたことがない。セックスでお互いを理解するのは不可能だと思う。分からない、細やかな手の動きなどで、コミュニケーションをはかることができるのかもしれないけれど、僕はセックスがそもそも嫌いなので無理だと思う。女に性はあまり求めていない。

 認められたい。僕は恋人に認められれば、なんでもいい。大人数に認められたいと思うことはなくて、ただ、恋人に認められればいい。存在そのものが認められたい。僕は、一人の女に存在を許されれば、生きていくことができる。先の記事にも書いたが僕は自分のことを欠陥品だと思っているので、誰かに許される必要がある。原罪と言ってもいいし地獄一定と言ってもいい。優しい声で、存在を許されたい。許してほしい。許して。

 女に求めているものは、理解と、承認と、あとは永遠性だろうなあ。「ずっと一緒にいようね」を求めている。ずっと、というのは宗教的な意味で、本当に僕は永遠を求めている。「二人」というのは、綺麗な数字だと思う。

 なんかつらつら書いてきたけれど、僕は結局、女体の阿弥陀仏が欲しいのだと思った。理解、承認、永遠。僕は自分本位だと思う。

 弱い人間なんです。許してください。
 

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