息が苦しい 亀裂
持病で時々数日間息が苦しくなる。
肺の病気を持った哲学者、宗教者は多い、気がする。思いつくだけで、ドゥルーズ、スピノザ、清沢満之、や、そんな多くはないか…。
肺の持病が世界に対する疑問符となったのは確かだ。今も息苦しい。息苦しいのになんで生きなきゃいけないんだろう。「痛み」だったらここまで乾いた疑問符にはならない気がする。十代で十回手術した。息苦しいのになんで生きなきゃいけないんだろう。息苦しいのに生きる価値があるんだろうか。ドゥルーズは肺病を苦に自殺をした。
病気や肉親の死で世界に亀裂が入ると、人は真に生きられる。世界に亀裂が入る。亀裂から思考が始まる。失恋、肉親の死、病気、これらは若いうちに経験しまくったほうがいいと思う。亀裂のない世界に安住するのは寂しい。
息が苦しい。死にたい。苦しいのになぜ生きる→亀裂。
息が苦しくなるたびに、16歳の時に読んだこの言葉が頭に浮かぶ。
肺の病気を持った哲学者、宗教者は多い、気がする。思いつくだけで、ドゥルーズ、スピノザ、清沢満之、や、そんな多くはないか…。
肺の持病が世界に対する疑問符となったのは確かだ。今も息苦しい。息苦しいのになんで生きなきゃいけないんだろう。「痛み」だったらここまで乾いた疑問符にはならない気がする。十代で十回手術した。息苦しいのになんで生きなきゃいけないんだろう。息苦しいのに生きる価値があるんだろうか。ドゥルーズは肺病を苦に自殺をした。
病気や肉親の死で世界に亀裂が入ると、人は真に生きられる。世界に亀裂が入る。亀裂から思考が始まる。失恋、肉親の死、病気、これらは若いうちに経験しまくったほうがいいと思う。亀裂のない世界に安住するのは寂しい。
息が苦しい。死にたい。苦しいのになぜ生きる→亀裂。
真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。
自殺ということだ。
人生が生きるに値するか否かを判断する、これが哲学の根本問題に答えることなのである。
それ以外のこと、つまりこの世界は三次元よりなるとか、
精神には九つの範疇があるのか十二の範疇があるのかなどというのは、
それ以後の問題だ。
そんなものは遊戯であり、先ずこの根本問題に答えなければならない。————アルベール・カミュ
息が苦しくなるたびに、16歳の時に読んだこの言葉が頭に浮かぶ。
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