唯物論 観念論 | 人生入門

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哲学書読書計画
今まで読んだもの
丸山圭三郎 プラトン アリストテレス エピクテトス デカルト ロック バークリー ヒューム スピノザ ラカン ニーチェ パスカル キルケゴール ショーペンハウアー ハイデガー ウィトゲンシュタイン プロティノス 龍樹 孔子 老子 荘子 クリシュナムルティ マルクス・ガブリエル マックス・シュティルナー ウィリアム・ジェイムズ シオラン ベルクソン ライプニッツ 九鬼周造 カント シェリング 波多野精一 メルロ・ポンティ ニーチェ ヘーゲル マルクス サルトル レヴィナス

今年と来年中に読むもの
西田幾多郎 フィヒテ バタイユ アウグスティヌス トマス・アクィナス パウル・ティリッヒ カール・バルト ガザーリー 清沢満之 曽我量深 金子大栄 安田理深

再来年中に読むもの
イタリア現代思想 アドルノ ヤスパース

唯物論 観念論

 この世には2種類の人がいる気がする。哲学の対立にずーっと唯物論と観念論があるように、人々の世界の基盤が2つあるように感じる。デカルトあたりから精神と物質が区別されるようになって、ヘーゲル/マルクスあたりから明確に対立するようになって、現代は科学が優勢な時代なので多分唯物論者が多い。

 うちの父さんに、「結局死ぬから何もかも意味ない」と言ったら、「そんなことはない、自分が死んでも家族は残るし、会社も残る」と言われた。「いやいや父さんが死んだら子供も会社も残んないよ…」とは言えなかった。でも残らないよ。父さんの主観というものがあるのかどうか僕は確認する術がないけれど、父さんの主観というものがもしもあるのなら、それが無になればすべての観念は無になる。
 遺書とか書く意味ないと思う。世界はなくなるんだから。ほかの人に主観があるかどうかは知らないけれど、僕には主観がある。そして主観が消えれば全ての観念は消える。物質は残らない。「残された家族」というのは存在しない。僕が死ねば家族も死ぬ。世界が死ぬ。

 世界の限界が知りたくなってきた。ウィトゲンシュタイン読みたい。

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